こんにちは、シンプリストで整理収納アドバイザーのアメミです。
毎年この季節になると、転勤族の私はソワソワしてしまいます。
「今年は引越あるかな・・・」
「子どもたちの学校の手続き、新しい幼稚園探しはどうしよう・・・」
不安なことばかり。
ですが引っ越しは暮らしをミニマルにするチャンス！
「もし引越があったらどうする？」と思えば
片付けがものすごくはかどることに気付いたのです。
ミニマリストしぶさんは著書の中で
「引っ越し」の強制力を使って、所有グセを手放そう
とおっしゃっています。
（ミニマリストしぶ「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる５０の方法」より）
持ち物が多いと引越し料金が高いだけでなく、
荷物の選別や梱包に時間もかかるし、
引っ越し先も荷物の量に合わせて広い部屋を選ばなくてはなりません。
しぶさんの引っ越しは、洗濯乾燥機とキャリーケース一つ、リュック一つだけとかなり荷物が少ないようです。
さすがミニマリスト、過去にはキャリーケース一つで引っ越したこともあるそうです。
家族がいる私にはそこまでのミニマルな引っ越しは難しいですが、ある程度荷物を減らして身軽な引っ越しをすることは可能です。
実際、夫の会社は辞令から一週間以内に引っ越しをしなくてはならないので、
引越し業者は使わず（というより使えず）、家族と会社の方のお手伝いで乗り切っています。
もし引っ越しするとしたら何を持っていって、何を手放すのか。
転勤族の方も、そうでない方も、
「エア引っ越し」でミニマルな暮らしを加速させましょう。
ポイントをいくつかご紹介します。
エア引越しするなら？持っていく物・手放すものの基準
持っていく物
１．現在進行形で使っているもの
いつも使うものや一年間の中で必ず使うもののことです。
冷蔵庫やドライヤーなど毎日使うものはもちろん、扇風機などの季節家電や、子どものお雛様もこれにあたります。
２．近い未来に使うもの
今は理由があって使っていないけど、今後必ず使うことが約束されているものです。
例えば上の子から下の子へのお下がり服や、育休が明けたら必ず着る仕事用スーツなどです。
ただし「いつになるかはわからないけどたぶん使うから取っておく」というような不確定な未来であれば一度手放してもいいかもしれません。「いつか」は９９％来ないからです。
３．好きなもの
一般的に生活に必要な物ではないかもしれないけど、それを所有することで自分に自信が持てたり、元気になるものです。
例えば好きなアーティストやキャラクターのグッズや趣味の物、一生のバイブルといえるような本などです。
こういったものは人それぞれ違うので、自分が幸せな気分になれるものならば所有するのがいいでしょう。
４．思い出のもの
思い出の物は一度手放したら二度と手に入りません。取捨選択は一番最後に持ってくるのがいいでしょう。ただし自分を元気づけてくれるものに限ります。過去の栄光を思い出して「あのときはああだったのに今は・・・」と落ち込むような物は潔く処分することをおすすめします。
手放すもの
１．明らかなゴミ
説明の必要がありません。ゴミはさっさと手放してください。「何かに使えるかも？」と思って取っておいている空き瓶、空き箱、はぎれやリボンもゴミです。壊れているものも直さずにいるならばそれはゴミです。
２．今は使っていないもの
前はすごく必要で使っていたのに、最近は全然使っていない。今後も使う予定がないものは手放してください。子どもが小さいときに使っていたオモチャや育児グッズなども当てはまります。まだ使えるものならばリサイクルショップやメルカリで売ったり、必要な人へお譲りするのもいいでしょう。
もし万が一また必要になったら、amazonやメルカリなどで買い直せる時代です。貴重品を除けばそこまで手放すことを恐れなくて大丈夫です。
３．今の自分にふさわしくないもの
想像してみてください。その毛玉だらけの部屋着を着たあなたは、本当にあなたがなりたいあなたですか？年齢に合わないキャラグッズも、イタい人になるなら手放しをおすすめします。処分したら、なりたい自分にふさわしいものを新調しましょう。
以上ポイントをお伝えしました。
「引っ越しがあるとしたらどうしよう？」の考えは
持ち物をミニマルにするいいきっかけになるはずです。
転勤族でなくても「エア引っ越し」をするつもりで持ち物の見直しをするとスッキリ身軽になれるのでおすすめですよ。
