シンプル暮らし

日々をミニマルに過ごそう。転勤族のシンプルライフ。

パントリーが溢れる問題、これで解決します

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こんにちは、シンプリストで整理収納アドバイザーのアメミです。

 

夏休みも終わりますね。

今年は夏休みのほとんどを北海道の実家で過ごしていましたが

まあ暑い暑い!

実家にはエアコンがついていないので

かえってエアコンがある自分の家にいたほうが涼しかったかも・・・

と思うほどホットな夏でした。

 

さて、北海道に帰省中、地元の友人と話をする機会があり、

私の資格(整理収納アドバイザー)を知っていて整理収納の話題が出ました。

友人らも小さい子どもがいる同世代。

子供の将来を見越して家を建てたり、買ったりした友人が多いのですが、

せっかく新居にパントリーがあるのに、うまく使いこなせないとのこと。

中でも食べざかりがいる家庭の食料品ストックは必須です。

食料品をアレコレ買い集めるのはいいものの、あっという間にパントリーがゴチャゴチャに。

欲しいときに欲しい物が出てこないカオスなパントリーをどうしたらいいかというものでした。

 

ちなみにパントリーとは

パントリー英語Pantry)とはキッチンの一部分に、あるいはキッチンに隣接して設けられる小室・収納スペースである[1]

食品飲料のほか、日常使う頻度の少ない調理器具什器類をストックするために利用される。食品貯蔵庫や食器室と呼ばれる。飲食店ホテルでは、厨房から運ばれてきた料理を盛りつける配膳室のことを指すこともある。

Wikipediaより

 

ここ10年くらいの新しめの住宅に設計されているような気がします。

日本の一般家庭では、食料品や日用品のストックに利用されることが多いですね。

 

また、災害備蓄の観点でもパントリーは大活躍します。

2018年9月の北海道胆振東部地震では、北海道全土が数日停電する自体に見舞われました。

電気がつかないので部屋は真っ暗、IH調理器は使えない。開いている店も少ない。ガソリンも入れられないので移動できない。

北海道の友人たちがパントリーをうまく使いたいと願うのは、この経験があったからでしょう。

 

 

いくら備蓄が大切とはいえ、やたらめったら買い集めて備蓄をしていたら、

あっという間に部屋は物だらけになります。

そうならないためにどうすればいいか、ポイントは

使用頻度を考えたストックを心がけることです。

 

例えば、

普段、和食中心でお米をたくさん消費するご家庭で、パスタのストックが山ほどあってもなかなか減らないですよね。

下手したら期限切れで廃棄することになるかもしれません。

お酒をやめたいのに箱買いしたビールが山ほどあれば、禁酒もなかなか進まないでしょう。

こういうものは買いだめをしないで、飲みたい日に少しだけ買うのがいいと思います。

また子どもがまだ小さいご家庭では、オムツを切らしたら死活問題です。

パントリーが余計なものがいっぱいでオムツをストックする場所がない!

なんてことがあれば、いざ災害やコロナのような緊急事態が起きたときに困ってしまいます。

 

捨て変態を名乗るゆるりまいさんは、東日本大震災で被災した際に

甘酒ばかりあって肝心の水がなくて困ったとのことでした。

いくらモノがたくさんあっても、必要なものがなければ意味がありません。

 

 

そうならないためには

普段の生活の中で、使用頻度が高いもの

つまり重要度が高いものの備蓄を手厚くし、

使用頻度が低いものは切り捨てるよう心がけることが大切です。

 

うちは古い団地住まいなのでパントリーはありませんが、

キッチンの一角に棚を置き、災害時に家族四人が困らない程度の備蓄をしています。

ご家庭により家族構成や年齢が異なりますが、

四人家族(大人二人、小学生一人、幼児一人)のうちの例を紹介します。

 

多めに備蓄するもの(使用頻度が高いもの)

  • シリアル(子どもが好きなメーカーのもの)
  • オートミール
  • お菓子
  • 水・炭酸水
  • トイレットペーパー
  • 生理用品

 

うちの夫はアルファ米が嫌いなので、災害時は普段食べているお米やシリアル、オートミールを食べる予定です。

お菓子を多めに持っているのは突然「〇〇のうちに遊びに行ってくる!」という息子に持たせる手土産にするためで、普段は隠しています。(見つかると食べられてしまうから)

災害時には主食ばかり重要視されますが、いつものお菓子があることで子どもの不安を和らげる目的もあります。

水と炭酸水はローリングストック方式で、切らすことがないようにします。

また以前は子どものオムツのストックをするように心がけていました。

海外からのオムツの買い占めで困った経験があるので、1~2パックは余分に備蓄していました。

 

 

逆に、日常生活で重要度が低いものは備蓄しないようにしていました。

備蓄はなるべくしないもの(使用頻度が低いもの)

  • 洗剤・・・なくても死にません。買い足すのは今使っているものが無くなりそうになるタイミングで。
  • 調味料・・・なくても他で代用が効くのでなんとかなります。
  • 文具・・・消費スピードが思いのほか遅いです。子どものノートも買いだめると、学年が変わって使えなくなります。
  • コスメ・・・安いときに買っておくと、季節が変わったり劣化して使えなくなります。

 

使用頻度が低いものであれば、ミニマリストなら切り捨てている部分でしょう。

ただ一般家庭ではそこまで切り詰める必要は全くありません。

パントリーに備蓄する際は

使用頻度が高いものは多めに

使用頻度が低いものはストックしない

たったこれだけでパントリーの使い勝手が良くなるでしょう。

 

 

 

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