シンプル暮らし

日々をミニマルに過ごそう。転勤族のシンプルライフ。

持たない暮らしと図書館の付き合い方

こんにちは。 シンプリストで整理収納アドバイザーのアメミです。

 

私の前職は図書館職員です。

学生の頃に図書館司書資格を取得し、地方の小さい図書館で働いていました。

 

日々、持たない暮らしをしている私ですが、

ミニマリスト・シンプリストだからこそ図書館を有効活用しない手はない!

と強く思っています。

 

今日はそんな元図書館職員が教える

持たない暮らしと図書館の付き合い方についてお話します。

 

図書館を運営する各自治体によって若干の違いはありますが

大まかなサービスは変わらないはずです。

私自身引っ越しが多く、今までで約10館の図書館利用経験があります。

持たない暮らしをするならこそ!ぜひ図書館を活用してみてください。

 

 

持たない暮らしと図書館の付き合い方

1.本の貸出

図書館のメイン業務である本の貸出

自分で本を購入しなくていいので、所有する手間が省けます。

お金と場所(本棚など)の節約になります。

ちょっと気になる本があるけど、中を見てから判断したいという方も

まずは図書館で借りてみて、これは有益な情報だと思えば購入すればいいのです。

 

また、モノ減らしの作業の中で大変なのがモノの処分です。

特に本好きにとって本の処分はかなりの重労働。

この本を処分してしまったら二度と読めないかもしれない。でも本はこれ以上持ちたくない・・・!

そんな葛藤に苦しむ機会も減るでしょう。

最近は電子書籍も充実していますが、やっぱり本は紙で読みたい!という方が多いのも事実です。

 

 

2.本のリクエス

あまり知られていないのが本のリクエスです。

図書館に読みたい本が所蔵されていない場合、リクエストを出すことができます。

カウンターに備え付けの用紙に記入したり、直接カウンターへ相談しに行ってください。

リクエストをもらって、職員が自館に所蔵する必要性があると判断すれば購入してもらえます。

もし購入してもらえなくても、他の図書館から又貸ししてもらうことができます。

(相互貸借サービスといいます)

このサービスだと、送料の半分(片道分)を利用者が負担することもありますが、

それでも実物を買うよりは安いはずです。

私が所属していた図書館では、同じ管轄内だと利用者負担は無し。

都道府県立図書館からの貸出だと一律200円と決められていました。

 

 

3.絶版・廃盤の本でも見つけやすい

多くの図書館では、よほどのことがない限り本を廃棄しません

貸出頻度が落ちてしまったり、情報が古いと判断された本でも

閉架書庫という一般の方には公開していない倉庫に保管されます。

非公開の倉庫に保管されているとはいえ、データ検索には引っかかるので、

閉架に保管された本でも借りることができます。

絶版になってしまった本を再び購入するには探す労力もかかりますし、プレミア価格がついているとなかなか手が出ません。

私は子どもの頃に読んで面白かった絵本を、自分の子どもに読ませるために閉架から出してもらうことがあります。

 

ただ注意したいのは、雑誌など情報の新鮮さが売りの本は、2~3年で廃棄されることがあるということです。

その場合は前述のリクエスを出してみてください。

 

 

4.仕事場として活用できる

休日は混雑しやすい印象の図書館ですが、平日はかなり空いている確率が高いです。

私が勤めていた図書館でも、館内が利用者ゼロになる瞬間があったくらいです。

(それはそれで問題がありますが、ここでは取り上げません)

 

ミニマリスト佐々木典士さんが図書館を仕事場にしていると聞いてから

私もブログのプロットを書いたり、ネタ集めのために、図書館を頻繁に利用するようになりました。

これも自治体によるのですが、持ち込みパソコン可Wi-Fi無料開放学習席の予約・時間制限なしというミラクルな図書館も存在します。

お金のかからないコワーキングスペース代わりに使うのもいいでしょう。

自治体によって図書館のルールが異なります。閲覧以外の利用ができない場合もあります。

 

 

以上、持たない暮らしと図書館の付き合い方についてお話しました。

 

 

余談ですが、私が図書館で働いていた頃、

家でもう読まない本だから寄贈したい、という利用者の方が何名もいらっしゃいました。断捨離ブームの頃だったと思います。

 

予算が少ない図書館にとってはありがたいお言葉です。

とはいえ、全ての図書を受け入れるわけではなく、

司書の目で精査され、受け入れられない本も多々あります。

あまりに古い本や、状態が悪い本などは特に、です。

人気のある作家の本や、予算の都合で続編を買えない本は喜んで受け入れてくれることもありますが、

寄贈したからといってすべての本が受け入れられるわけではないのでご注意ください。

 

 

図書館の利用は誰でも基本的に無料

・・・というわけではなく、

わたしたちが収めた税金で利用できるいわばサブスクのようなものです。

利用料(税金)を収めているのですから上手に活用しない手はありませんよ。

 

 

 

 

 

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