シンプル暮らし

日々をミニマルに過ごそう。転勤族のシンプルライフ。

思い出の品 どう手をつける?

f:id:amyminimal:20230616153649j:image

こんにちは、シンプリストで整理収納アドバイザーのアメミです。

 

捨て活中、手が止まりがちなものといえば、思い出の品ではないでしょうか?

難易度が高い理由は、モノとしてだけでなく記憶を伴っているからです。

 

私の考えですが、

思い出品は無理に捨てる必要はないと思っています。

理由は2つあります。

1つ目は、一度手放したら二度と戻らないからです。

モノはもしかしたらメルカリで買い戻せるかもしれませんが、

思い出が詰まったそのモノ自体はもう戻ってきません。

2つ目は、思い出品が明日の活力になることがあるからです。

過去にばかり執着するのは困りますが、

「あのときの私はこんなに頑張って〇〇を手に入れたんだ、まだまだ頑張ろう」と思えるものや

子どもの小さい頃の写真なんかは、今見ても幸せな気持ちになったりしますよね。

 

ただし、思い出品だからといって

あれもこれも保管していると、今の暮らしを圧迫してしまいます。

思い出の服でクローゼットが満杯で、今着ている服が収納できなかったり、

もう乗ることがない三輪車が、物置の一番いい場所に鎮座しているようでは

思い出品に支配された生活といってもおかしくないですよね。

手放すなり、減らすなりの対策をした方がいいです。

 

そこで今日は、私が実践している思い出品の手放し方を紹介します。

思い出品を手放す3つの方法

 

1.写真に撮る

思い入れがあって手放しにくいものも、写真に撮れば気が済むことがあります。

子どもの服などには特に有効で、「この服を着て撮った写真があるから実物は手放せそう」と思えてくるでしょう。

ミニマリストの佐々木典士さんも著書の中で

「捨てづらいモノは写真に撮れば捨てやすくなる」と書いています。

(佐々木典士「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」p113)

子どもが作った工作や絵などは、

持ち帰ったその日のうちに子どもに持たせて、一緒に写真を撮るのがおすすめです。

 

 

 

2.自分が即捨て派か熟成派か見極める

周りの友人たちを見て思いました。

モノを捨てるときに、

未練が残らないうちにすぐゴミ袋に入れて収集所まで持っていくタイプと

保留箱なりを用意して少し時間を置き、心落ち着かせてから捨てるタイプがいます。

即捨て派熟成派と勝手に呼んでいますが、あなたはどちらに当てはまりますか?

私はずばり熟成派

思い入れがあるけど手放したいものは、

保留箱に日付を書いて、押し入れの天袋へ入れてしまいます。

あとは時間におまかせ。

自分の中で納得できるようになれば処分します。

反対に夫は即捨て派らしく、

思い出のものだけど捨てると決めたものは、さっさと収集所へ持っていきます。

私には真似出来ませんが、夫も納得して捨てているので大丈夫なようです。

 

3.修復不可能な状態にする

修復不可能なくらい壊してしまえば、未練があっても諦めるほかはない

というちょっと荒っぽいやり方がこちらです。

私の場合、子どもの肌着など、もう着れないけど売れないし、シミがついてお下がりにも出来ないけど

思い入れがあって手放せない!(長い…笑)というものに

思い切ってハサミを入れてエスにしてしまいます。

一度切り刻んでしまえば修復不可能ですからね。

女優のいしだあゆみさんは、自ら着道楽を名乗るくらい衣装持だったそうですが、

小さな家に住み替えるために衣装にハサミを入れて、二度と着られないようにしてから処分したそうです。

 

 

以上3つの方法をお伝えしました。

 

「それでもやっぱり捨てられない!」

それならば取っておきましょう。

何でもかんでもむやみに保管するのは良くありませんが、

思い出箱を作って保管できる量を決めるのがおすすめです。

うちでは家族四人分の思い出箱を用意して

思い出品はこの箱に収まるだけと決めています。

保管に使っているのは無印良品のトタンボックスです。

見た目もいいし、引っ越しのときもこのまま運ぶだけなので便利です。

このボックスで量に制限をかけることで、思い出品が今の生活に支障を与えることがないようにしています。

www.muji.com

 

繰り返しになりますが、

思い出品だけは手放したら二度と戻りません。

作業は慎重に、落ち着いてやってみてください。

 

↓ランキングに参加しています。クリックをお願いします。